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京都の東山山麓 真々庵
2006年09月20日 11:52(ご挨拶)
京都を本社とするPHP研究所は昭和21年11月3日、松下幸之助(松下電器創業者)によって創設され、今年で60周年を迎えます。そこで今回は、PHP研究所についてご紹介(宣伝!)をしたいと思います。
PHPとは“Peace and Happiness through Prosperity”という英語の頭文字をとったもので、「繁栄によって平和と幸福を」という意味。終戦直後の混乱と貧困にあえぐ人々の暮らしを目の当たりにした、松下幸之助の願いが出発点といえます。
松下幸之助は創設当初より、月刊誌『PHP』創刊や、PHP定例研究講座開催など、積極的に活動をすすめていましたが、昭和25年には松下電器の経営再建に専念することとなり、やむなく活動を一時中断します。しかし昭和36年、松下幸之助はPHP活動の再開を決意、新たな活動の拠点としたのが、松下幸之助の別邸・京都の真々庵(しんしんあん)なのです。
真々庵は、東山山麓南禅寺畔にあり、敷地面積は約5000平方メートル。数寄屋造の母屋と庭園から成っており、庭園は、山県有朋の別邸無鄰菴や平安神宮の庭園と同じく明治時代の名作庭家・小川治兵衛(←検定に出るかも)の手になるもの。もっとも、松下幸之助が手に入れたときには、かなり荒れていたこともあり、みずから指示して松下流に整備したそうです。
東山を借景とする池泉回遊式庭園で、真々茶室のほか、森羅万象、万物の根源に感謝と祈念の思いをこめるためにつくられた根源の社(やしろ)、天平時代の出雲国分寺の礎石、江戸末期のものといわれる13層の檜垣塔などがあります。京都府指定庭園ともなっており、明治以後の庭園としては、傑出した作品なんだそうです。
なお、真々庵という名称は、真実真理を探究する道場であること、辺りがシンシンと静かであることなどの意味を重ねて、松下幸之助が命名したものです。昭和42年、PHP研究所は現在の京都駅前に活動の拠点を移します。そして真々庵は、昭和55年5月、鉄筋和風造りへの全面改築を機に「松下美術苑真々庵」となり、松下電器の迎賓施設となっています。
※真々庵は一般公開されていません。
※真々庵についてもっと知りたいという方は
松下美術苑真々庵苑長・徳田樹彦氏の論考をご覧ください。
http://research.php.co.jp/kenkyu/report/pdf/k_kenkyu/060522_04.pdf

松下幸之助 於:真々庵
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