HOME > 京都検定ほっこりBLOG > 旅行・観光 > 美山の里と芦生の森
京都検定ほっこりBLOG
美山の里と芦生の森
2007年06月25日 13:28(旅行・観光)
京都府のほぼ真中に位置する南丹市の美山へ行ってきました。
美山は、名前通り緑濃い美しい山々に囲まれ、由良川の清流が町の中を流れる豊かな自然に囲まれた農山村です。
全国的にも有名な茅葺き家屋が多く残り、日本の原風景を見ることができます。

特に平成5年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された知井の北地区は、全戸のうち半数以上が茅葺き家屋となっている集落だそうです。
実際に人が住んでいる現役の家屋ばかりですから、家の前に自家用車が駐車してあったり、洗濯物が干してあるなど、日常生活を感じながら、どこか懐かしさを覚える風景が広がっています。
そして、美山の町を流れる由良川の源流にあたるのが芦生の森です。
ここは、1921年(大正10年)に2019年までの99年間、京都大学が学術研究及び実地演習のため借り受けた、滋賀県と福井県に接する広大な研究林です。

あまり人の手が入っていませんので、貴重な植物が自生し、多くの動物や昆虫が棲息しています。
森の中を歩きますと、川のせせらぎが聞こえ、鳥がさえずり、蛙が鳴き、木々の緑の合間から心地よい風が優しくそよいで、豊かな自然にどっぷり全身を浸している気分になります。
ただし、森林公園や観光スポットではなく、あくまでも京都大学が教育と研究を目的として管理運営している研究林ですから、入林するには申請が必要となっているようです。
人が上手に自然と協調している茅葺きの里、手付かずの自然が多く残る芦生の森。
どちらも今の日本では貴重な存在になってしまいました。
できれば、いつまでもこのままの姿で残って欲しいと願います。
美山は、都会では決して味わうことのできないホンモノの自然に触れることができる貴重な場所でした。
【コメント】
