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京都検定ほっこりBLOG
時代祭 2007
2007年10月23日 10:25(旅行・観光)
昨日10月22日、秋のカラっとした晴天のもと「時代祭」が開催されました。
今年で103回目を迎えた「時代祭」は、明治28年(1895年)平安神宮の創建と平安遷都1100年の奉祝行事として始まりました。
東京遷都で寂れた京都を復興するため、『京都の歴史と文化が見て理解できるもの』『京都にしかできないもの』という誇りと自負で形づくられてきたようです。

明治維新から平安期までの各時代を再現する「時代祭」の行列に、一つだけ欠けていた時代である室町時代列が今年から加わりました。
「時代祭」が始まった明治時代では天皇崇拝が強く、室町幕府を開いた足利尊氏は後醍醐天皇を追放した逆賊と見なす風潮だったためと言われています。
ただ、京都にとっては不可欠な北山、東山文化を生んだ室町時代の行列は必要だという動きから、今回1億円をかけて「室町幕府執政列」と「室町洛中風俗列」が加わりました。
その室町時代列は、今回初めてお目見の新しい衣装だからでしょうか、派手な色づかいが多く鮮やかで豪華な印象に見えます。
「幕府執政列」では、馬上の足利将軍は烏帽子に弓矢を持ち、金襴の衣装に陽が当たって輝いています。

さらに「洛中風俗列」は、太鼓や鉦に合わせて踊る鳴り物入りのパフォーマンスを見せます。
室町時代からの原形を留める草津市・老杉神社の「サンヤレ踊り」を参考に、当時庶民の間に流行したという「風流踊り」を再現しているのだそうです。ただ、残念ながら目の前では見ることはできませんでした。

京都三大祭は、春の「葵祭」から始まり、夏の「祇園祭」、そして秋の「時代祭」で締めくくられます。
それぞれの祭には意義があります。
「葵祭」は飢饉が起きたことから、五穀豊穣を祈るという繁栄への願い。
「祇園祭」は疫病が流行ったことから、疫病退散の祈りから無病息災、世の中の安寧・平和への願い。
そして、「時代祭」は京都誕生を祝う記念祭として、平安遷都した桓武天皇への報恩感謝。つまり、これまでの歴史を築いてきた先人達への敬意と感謝を表しているのだと思います。
だからこそ明治維新から歴史を遡って平安時代までのそれぞれの時代を表現しているのではないかと考えます。
そう考えますと、113年目にして室町時代が加わったことは意義深いことではないでしょうか。
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