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三室戸寺のアジサイ
2008年06月09日 10:07(旅行・観光)
近畿地方は先週の6月2日に平年より4日早く梅雨入りしました。
やはり、季節の進み具合が少し前倒しになっているように思えます。
梅雨らしい空模様が続く中、季節の花であるアジサイが咲き始めている
ようです。

そこで、アジサイの名所の一つである三室戸寺に来てみました。
訪れた時は梅雨の晴れ間で、まだ少しだけ見頃には早かったようですが、十分楽しめました。
紫陽花庭園で、約30種類1万株の色とりどりのアジサイが、杉木立の
合間に咲いている様子は、見ごたえがあります。
これから色づいてくる白い花から鮮やかな赤、青、紫など様々な色の
アジサイが咲き誇っています。

アジサイの花言葉をご存知ですか?
『辛抱強い愛情』は、梅雨の時期にシトシト雨に打たれても打たれても
耐えて咲いている様子から付けられたのでしょうか。
しかし、まったく逆の意味合いの『移り気』とも付けられています。
それは、生えている土壌が、酸性が強ければ青っぽく、アルカリ性が強け
れば赤っぽく花の色が変化することから付けられたのかもしれませんね。
グラデーションのように色を変化させて見せてくれるので、『移り気』でも
嬉しいと思います。
ただし、我々が花だと見ているのは、本当は「がく」で、 花は中央にある
小さな粒のような部分なのだそうです。

『紫陽花や 白よりいでし 浅みどり』 (渡辺水巴)
鬱陶しい梅雨空の下、鮮やかに咲いて様々な色を見せてくれる
アジサイは、一服の清涼剤ともいえる爽やかさを感じます。
個人的に、雨の中のアジサイのほうが一層キレイに引き立って見えるように感じたのは、贅沢な感想と言えるかもしれません。
三室戸寺の紫陽花庭園は、6月14日から29日までの土日には夜の
ライトアップも実施されます。
闇の中で光に照らし出されたアジサイが、幻想的な色合いを見せてくれる
ことでしょう。
ここは、西国観音霊場第十番の札所でもありますし、境内には芭蕉の
句碑や源氏物語の宇治十帖「浮船」の古蹟もあります。
晴れ間をねらうか雨にするか、アジサイが似合う好みの天気を見計らって、三室戸寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

▼三室戸寺 宇治市菟道滋賀谷21
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