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京都国際マンガミュージアム 「平成元年展」
2008年07月07日 10:53(旅行・観光)
世界的に注目されている日本文化のひとつであるマンガに関する研究施設として、2006年11月に開館したのが、京都国際マンガミュージアムです。以前にこのブログでも紹介したことがありました。
京都市と京都精華大学の共同事業として運営されていて、国内外の資料
約30万点が揃えられています。

地下鉄烏丸御池駅をあがったオフィス街のど真ん中にありながら、建物の中に入ると妙に懐かしい雰囲気がしているのは、明治2年(1869年)に開校した元 龍池小学校の校舎を活用しているからでしょう。
中には当時の校長室が残っていたり、龍池小学校の歴史を紹介した展示
教室もあります。
施設としては、3階建ての建物の各階の廊下にマンガが納められた本棚が並んでいて、好きな本を自由に選んで読むことができるので、館内や校庭などあちらこちらでマンガを読んでいる子供たちが大勢います。
また、紙芝居を見ることができる教室では、表現力豊かなパフォーマンス
に、子供たちの歓声が沸きあがっていました。

さらに、様々なイベントも開催されています。
訪れたとき、ギャラリーでは、「平成元年展 〜マンガ史のターニング
ポイント〜」(〜7/27まで)が開催されていました。
平成となってから20年経ち、元号が変わった平成元年(1989年)を
社会やマンガ文化への転換期となった年、と位置づけて振り返る展示会
です。こじんまりとしたスペースの展示でしたが、とても興味深く見ることできました。
この平成元年の主な出来事をあげてみますと、
昭和天皇崩御(1/7)
元号が昭和から平成へ(1/8)
手塚治虫死去(2/9)
消費税法施行 税率3%(4/1)
松下幸之助死去(4/27)
中国 天安門事件勃発(6/4)
美空ひばり死去(6/24)
ベルリンの壁崩壊(11月)
東西冷戦時代の終焉、
前年から続いた連続幼女誘拐殺人事件 宮崎勤逮捕、
バブル景気ピーク(翌年から株価が下落へと転じバブル崩壊へと進む)
このような時代の大きな変化にマンガの内容も影響を受けることとなり、
さらにマンガの神様であるが手塚治虫が亡くなったことから、マンガが
社会的な注目を集めはじめて、ひとつの文化として認められるよう変わっていく転換期だったと結論づけていました。
時代をマンガという視点から見直しているのが、とても面白く感じられ、
1989年という年は、マンガだけでなく世の中全体のターニング
ポイントだったのだと実感しました。
ここ京都国際マンガミュージアムは、懐かしいものから新しいものまで、
マンガ文化を体験できる楽しい施設となっています。
▼京都国際マンガミュージアム 京都市中京区烏丸通御池上ル
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