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京子のズバり予想問題


金福寺の芭蕉庵

2006年11月23日 09:59(神社・寺院

金福寺を訪れた松尾芭蕉を偲んで
茶室「芭蕉庵」を再興したのは誰か。
 (ア)向井去来
 (イ)河合曾良
 (ウ)与謝蕪村
 (エ)正岡子規

正解は(ウ)与謝蕪村

洛北の金福寺は平安初期、安恵僧都が
慈覚大志円仁の遺志をついで創建したお寺です。

金福寺は小さなお寺ですが
紅葉がたいへん美しく、京子のお気に入りのお寺の一つです。

江戸時代には松尾芭蕉が幾度か訪れていますが
その後、荒廃していたのを与謝蕪村が再興し
現在にいたっています。

ご存知のとおり蕪村は松尾芭蕉、小林一茶と並んで
江戸期を代表する俳諧の巨匠ですが、丹後、讃岐などを歴遊後は
島原の角屋で句を教えるなど、京都に居を構えて活躍した人です。

ちなみにお墓も金福寺にあり、京都とは縁の深い方ですから
蕪村は京都検定的には要チェック人物ですね。

ところで、金福寺といえば、第1回NHK大河ドラマになった
舟橋聖一さんの歴史小説『花の生涯』のヒロイン
村山たか女(可寿江:かずえ)ゆかりの寺
としても知られています。

たか女は、彦根城下の三味線の師匠で
京都でも芸者として活躍していましたが
和歌や漢籍にも通じていた才女であったことから
縁あって国学者・長野主膳(義言:よしとき)の愛人となります。

黒船が来航し、風雲急を告げる幕末期、
主膳は彦根藩主、幕府大老井伊直弼の懐刀として活躍。
たか女もまた、長野の意を受けて京都の尊皇攘夷派の動きを探索
密偵として働きます。

しかし、桜田門外の変による井伊大老横死後
たか女は、尊皇攘夷急進派の恨みをかい
京都三条河原で3日3晩の生き晒しにされてしまいます。

その後、救出されたたか女は
この金福寺で尼となり、井伊直弼や長野主膳を弔って暮らし
明治9年67歳の生涯を閉じます。(お墓は近くの圓光寺)

幕末の京都というと坂本龍馬や新撰組などが注目されますが
その影で、多くの女性が歴史に翻弄されながら生きていたんですね。

実は京子は一昨日、所用で滋賀県彦根市に行ったので
今日はこんな問題を出してみました。

ちなみに彦根では来年、国宝・彦根城築城400年祭が開催されます。
また彦根城下町検定試験というのもあり
京都検定と同様、盛り上がっているみたいでした。

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